
News
2025.5.16
2025年6月26日に『筏までの距離』(集英社)が刊行されます
こちらは『すばる』に掲載された「台風一過」と「筏までの距離」に、書き下ろしを2篇追加した短篇集です。もう手の届かない関係、についての8萹です。
2025.5.16
2025年6月18日に『恋愛以外のすべての愛で』(星海社)が刊行されます
書き下ろしの長篇小説。商業出版は7年ぶり(!)です。書くことと愛、というテーマに、わりに実直に向き合ったつもりです。
2025.5.30
「ゲラを読む 2025.2.5~2025.5.8」を公開しました
『恋愛以外のすべての愛で』と『筏までの距離』、二冊の単行本の作業をしていた時期の日記です。楽しい三ヶ月だった。しかし私はなんか、すれ違った子供の言葉をよく日記に書いてるな。自分の文章を読んでばっかだったから、意想外の言葉に飢えてたのかもしれない。
2025.5.11
北海道新聞に書評エッセイが掲載されています
今回はイアン・グラハム『サッカーはデータが10割』(樋口武志訳、飛鳥新社)について書きました。データなんぞ知らん、史上最高の選手はガットゥーゾだ!とつねづね思っている私ですが、この本には説得されちゃった。
2025.5.4
日本海新聞にコラムが掲載されています
今回は「声のどよもし」という題で、古川真人『港たち』(集英社)を読んで考えたことを書きました。登場人物たちの、私はその正確なイントネーションを知らない声、読み終わったあともずっと響いてる気がする。
2025.4.6
日本海新聞にコラムが掲載されています
今回は「文明人の病」という題で、花粉がひどくてつらいです、ということを書きました。花粉がひどくてつらいこと、毎年どこかの媒体で書いてる気がするな……。
BIO

1989年、兵庫県生まれ、鳥取県出身。
北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。
2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。
著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)、『恋愛以外のすべての愛で』、『筏までの距離』がある。
撮影・安田和弘