
News
2025.5.16
2025年6月26日に『筏までの距離』(集英社)が刊行されます
こちらは『すばる』に掲載された「台風一過」と「筏までの距離」に、書き下ろしを2篇追加した短篇集です。もう手の届かない関係、についての8萹です。
2025.5.16
2025年6月18日に『恋愛以外のすべての愛で』(星海社)が刊行されます
書き下ろしの長篇小説。商業出版は7年ぶり(!)です。書くことと愛、というテーマに、わりに実直に向き合ったつもりです。
2025.6.18
「春のつづき ──『恋愛以外のすべての愛で』あとがきにかえて」を公開しました
副題のとおり、『恋愛以外のすべての愛で』(星海社)の、本篇とは違う日にふと読んでほしいあとがきです。本篇未読でも読めますし、これを読まなくても本篇は楽しめます。
2025.6.13
『音信不通』第107号にエッセイが掲載されています
地元・鳥取の定有堂書店が、閉店後も継続して発行しているミニコミ誌です。「小川のほとりで」という題です。本が出るから買ってねえ、というような内容のことを書きました。定有堂書店HPから無料で読めます。紙版は鳥取市内数ヶ所で頒布中(詳しくは定有堂書店HPをごらんください)。
2025.6.8
北海道新聞に書評が掲載されています
中西智佐乃『長くなった夜を、』(集英社)を評しました。中西さんの作品はどれも人間のおぞましさがあらわで良いですね。
2025.6.1
日本海新聞にコラムが掲載されています
今回は「六月に本が二冊出ます」という題で、六月に本が二冊出ることを書きました。田中慎弥『孤独論』(徳間書店)も参照しつつ。
BIO

1989年、兵庫県生まれ、鳥取県出身。
北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。
2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。
著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)、『恋愛以外のすべての愛で』、『筏までの距離』がある。
撮影・安田和弘